【SMシーズン1】アンチテッカグヤサイクル【最高/最終2112 60位】
初めまして、ざいばすと申します。SMシーズン1お疲れ様でした。
シーズン1はテッカグヤとカプ・コケコの組み合わせが非常に強く感じられました。特にテッカグヤは技範囲の広さと型の豊富さが優れていたため、なんとか環境をメタりたい自分にとっては非常に苦しい相手でした。
そこで思いついたのがドククラゲ+カプ・ブルルの組み合わせです。鋼炎半減、特性ヘドロえきで宿り木の種の回復をダメージに変えるドククラゲと、グラスフィールドで地震のダメージを半減し、相手のフィールドを書き換えるカプ・ブルルはテッカグヤ+カプ・コケコの組み合わせに刺さっているのではないか?と考えてパーティ構築を始めました。
この2体ではジバコイルが重くなるためメガガルーラとガブリアスを採用、ボーマンダやハッサム、メガガルーラを見るためにギルガルドを採用、変則戦術への対策として呪いミミッキュを採用して今回のパーティが完成しました。構築中は気が付きませんでしたが、ドククラゲ以外はカグヤが非常に重いメンツとなっていました。この重さがかえってカグヤを呼び込み、カグヤメタをうまく機能させることが出来たのではないかと考えています。
Z技やカプ系等の新要素が多い不安定な環境の中、最終レート2100を超えることが出来たので非常に満足しています。次のシーズンは更に上を目指していきたいと思います。
以下、個体別の簡単な解説です。
ガルーラ@ガルーラナイト
性格:意地っ張り
特性:肝っ玉→親子愛
実数値:181(4)-192(236)-121(4)-x-122(12)-152(252) ※メガシンカ後
技構成:身代わり/恩返し/地震/岩雪崩
DL対策済みのASガルーラ。シーズン途中から毒まもガルドが増えてきたように感じたため身代わりを採用しました。どんな相手にもそれなりの仕事をしてくれますが、選出の機会は少なめでした。ジバコを遠ざけてカグヤを呼び込む置物その1。
性格:陽気
特性:鮫肌
実数値:183-182(252)-116(4)-x-105-169(252)
技構成:逆鱗/地震/炎の牙/剣の舞
ごく普通のASガブリアス。電気の一貫を消すためだけに採用していただけであり、選出はほぼゼロでした。ジバコを遠ざけてカグヤを呼び込む置物その2。
ギルガルド@弱点保険
性格:呑気
特性:バトルスイッチ
実数値:167(252)-70-222(252)-71(4)-170-x ※シールドフォルム時
技構成:影打ち/シャドーボール/聖なる剣/キングシールド
積み技持ちの物理アタッカーやメガルカリオ、カプ・テテフ等を止めるためのストッパー役。A2段階上昇の不一致地震程度では落ちません。ただ火力不足からHDマンダやHDハッサムをなかなか削ることが出来ず、積みの起点にされることも何度かあったため環境にかなり左右される型だと思います。
ミミッキュ@フェアリーZ
性格:意地っ張り
特性:化けの皮
実数値:131(4)-156(252)-100-x-125-148(252)
技構成:じゃれつく/影打ち/呪い/道連れ
とにかく場を荒らすASミミッキュ。
タイマン性能が高く、呪いによりバトンやゴーリ対策もでき、面倒な鈍足ポケモンは道連れで持っていくこともできる…とにかく使いやすいポケモンでした。
カプ・ブルル@食べ残し
性格:慎重
特性:グラスメイカー
実数値:177(252)-150-135-x-161(252)-96(4)
コケコに後投げしてそこからサイクル戦に持ち込む慎重HDブルル。ドククラゲだけでなくギルガルドとの相性が良いのも高評価。基本は宿木の種をばら撒いて後続の負担を減らしつつ、サイクル戦に持ち込みます。毒々は受けに出てきたポリ2やマンダ読みで使っていました。
ドククラゲ@くろいヘドロ
性格:図太い
特性:ヘドロえき
実数値:187(252)-x-124(220)-100-140-125(36)
技構成:熱湯/ヘドロウェーブ/冷凍ビーム/身代わり
最速テッカグヤ抜きのHBドククラゲ。紛れもなく今シーズンのMVPです。ブルルとの組み合わせで地震を等倍にしつつ、シーズン1でよく見られたコケコカグヤの組み合わせに負担をかけていきます。特性ヘドロえきで相手の甘えた宿り木を許しません。冷凍ビームは相手のサイクル崩壊後、マンダやガブに起点にされないために採用しました。
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